海ガメ産卵&孵化

今年は例年よりも、海ガメの産卵が非常に多くみられました。

宿前のビーチでも、大量に上がってきていました。
中には道路まで出てしまうカメもいて、また、ちょっと困る場所に産んでしまうカメもいました。親ガメ、孵化したカメ、ともに光のある方向へ行ってしまう習性があります。観察の際はフラッシュ厳禁です!

海洋センターでは、主に海ガメの保護・人工孵化などを行っています。
大村地区では産卵シーズン、街灯方向へ稚ガメが行ってしまう為、パトロールで産んだらすぐに保護し、センターにて人工ふ化を行います。

宿前のビーチでは、産んだところが頻繁に人が通る場所であったため、卵の移植を海洋センターに依頼していました。孵化予定近くであれば卵が固くなっているので、移植できるとのことで、来てもらいました。

卵があるところを掘ります。(一般の人は絶対にやらないで!)

すでに孵化して、出てくるところでした。
中には、カニに食べられて死んだのもいました。

産卵は6月から8月末、孵化は7月ころから10月くらいまでです。
時間帯は主に夜で海から上がってきてから帰るまで2時間ほどかかります。また、イルカと同じく野生のものなので、必ず見れるわけではありません。観察の時期と時間、正しい観察の仕方などがありますので、うまく自然とつきあいましょう。

もしも見れたらラッキーですね!!ぜひ。